トラックは様々な産業で重宝されるので、幅広い事業者から需要がある車両です。汎用的な車両から特殊な仕様の車両まで様々ありますが、乗用車と比べると同じくらいの走行距離や登録年数でも減価が少なくて高値で売れやすいです。車種間のリセールも乗用車と比べると少なくて、サイズや仕様が同じならメーカーや車種で大きくリセールが良かったり、悪かったりするような事はありません。トラックの買取も乗用車と同じで走行距離や登録からの年数だけでなく、内装や外装の状態や電装関連や走行に関わる部分の状態によって評価が変わります。
設備を備えている時はその設備が破損していたり、機能性が失われているとその分だけ減額される可能性があります。買取価格は時期によっても多きく変わってきて、事業者に需要がある車両なので景気が上向きの時ほど需要が高まって、買取価格も高くなりやすいです。逆に景況感が悪くてトラックを必要とする事業者が設備投資に消極的な時期になると、中古市場に供給される量の方が多くなって、良い時期と比べると相場が下がってきます。そのため同じ車両を売却する時は、時期をある程度選ぶ方が良いです。
買取をしてくれる業者はいくつもありますが、業者によって価格は変わってくるので特定の業者に定めるのではなく、複数の店舗を利用して見積もりを取って、比較して検討すると良いです。一つずつ見積もりの依頼をする方法もありますが、労力的にも時間的にも限界があるので一括見積を使うのも良いです。